私が看護師でありながら鍼灸師を目指したきっかけは、西洋医学にも限界もあるということを実感したからです。
私は「西洋医学」と「東洋医学」の二つの医学に助けられた経験があります。ひとつ目は、「がん」です。平成17年、子宮がんであることを告知されましたが、がん摘出手術・抗がん剤治療などの「西洋医学」に命を助けてもらい、再発することなく、元気ですごしております。
ふたつ目は長女を出産した後、20年来続いた腰痛です。この腰痛は「西洋医学」では治りませんでした。しかし、「東洋医学」である鍼灸を実施してもらう事により、腰痛はなくなりました。
このふたつの体験から、「西洋医学のみが良い」や「東洋医学のみが良い」という偏った治療ではなく、「両医学」の良いところを皆さまに助言・提供が出来ればという思いから、鍼灸師の国家資格を取得いたしました。
また、子宮がんの手術の後にリンパ浮腫になる可能性があることを知らされてリンパ浮腫治療の最先端を学び、リンパ浮腫指導技能者の資格を取得致しました。その後、総合病院で子宮がんや乳がんでリンパ浮腫を発症した患者を100名以上治療させて頂きました。
- 鍼師・灸師・看護師・リンパ浮腫指導技能者
- (社)東洋療法学校協会会長賞受賞
- 日本鍼灸師会会員・兵庫県鍼灸師会会員・西宮市鍼灸師会会員
- 北京中医科学院研修終了